2013年01月29日

オカマ、おじさん、シミーズ、マルチーズ、オウム、こけし etc.(1/3)

今から20年ほど前の話。季節は今くらい。受験シーズンで、地方から入社予定の学生も呼び寄せて、研修をすることとなり宿泊場所をあたっていた。
学生にはもったいないようなホテルから、とりあえず眠れるというレベルのところまで、片っ端から連絡を取るもどうやら入試絡みで全く空きがない。
当時ですから、電話帳・タウンページを使って電話をかけていた。
一つ近場で、最小サイズでなく、そこそこの枠で広告を出しているところが目に留まり、電話をする。
ありがたいことに空きがあり、素泊まりでも良いとのこと。

私は、宿泊させる当日 昼間に宿泊代を前払いに行った。

そこで目にしたモノを どこの誰もネット上にあげてない。そんなことが無かったくらい検索しても何もかすらない。
いくら20年経っていたって、誰かは話題にしそうな事なのに…。

いくらGoogleで検索しても、私が目にした物は無い。
Googleに対して圧力をかけられる存在があるとすれば、国家レベルの何かが働いているのだろうかとさえ思ってしまう。
アメリカでいうところの「エリア51にUFOは無い」というのと同じように。

私は、宿泊代を払いに行った。何だか分かりにくい。
『お堀が見える…』とあったのに、お掘り沿いに見当たらない。学校の敷地に入っていくような変わったロケーションだった。
奥まった所だが、学生がうるさいからか、目隠しのような簡易の塀で囲われていた。そこが、宿泊の場所かなと近づく。
平屋の古い民家のようだった。
引き戸の入り口を開ける…薄暗く、目が慣れるまで一瞬かかった。

2/3に続く>>>
posted by issassa at 00:50| 日記

オカマ、おじさん、シミーズ、マルチーズ、オウム、こけし etc.(2/3)

じわじわと目に入る光景。
2m先に、原色の大きな“オウム”。(私は鳥が怖い)
警戒を切らさないよう、ちらちら周りを見る。
私が入った入り口からの光で照らされるだけで、薄暗い居間?土間?ステージ?
オウムの後ろ1mの壁一面の棚(そのように見えた)には、ビッチリと“こけし”が並べられているのです。
カルトな映画のワンシーンとしか言いようがありません。

年配のおばさんが出てくる。お金を渡し、領収書をお願いする。カタカナ交じりのちょっと長い社名です。

ここから、さらにおかしくなった。
おばさんはサワサワ、ゴソゴソし始め、領収書を持ち 私の前を横切り右手に。そして階段を上る。
外から見ていた時は、平屋にしか見えなかったのに。

ドタドタ、キャインキャイン、ドンドン、ササササッーー。ギュウァ〜。

右手の階段から音がしたと思ったら、目の前をリボンを付けた“マルチーズ”が走り、追いかけるようにどう見てもかなり年配な“おじさん”が、シミーズ姿で胸と股を手で覆い内股で走り抜けていくのです。静かだったオウムはギャァギャァ鳴いて、バタバタしています。

私の背中50cmの所は、普通の世界があるのです。ですが、目の前は オカマのおじさん+シミーズ+マルチーズ+オウム、背面にこけし です。
相当シュールです。

sutasuta.jpg

3/3に続く>>>
posted by issassa at 00:48| 日記

オカマ、おじさん、シミーズ、マルチーズ、オウム、こけし etc.(3/3)

さらに意外なことに、このオカマのおじさんを2度目撃しています。マルチーズは1度。半年の間に。
最初は銀座・松屋本店(A)。2度目は神楽坂の薬局(B)で。「ギャッ」と女の人に短い声が。レジで会計をしていた私は振り返り…たくさんリボンを付けてもらったマルチーズ。棚から現れた髪にリボンいっぱい+フリフリのスカートレースいっぱい に包まれたオカマのおじさん。すぐに2度目と分かりました。

時間の感覚を失いましたが、しばらくしておばさんが2階から降りてきて、改めて領収書を書いているよう。
おばさんから渡された領収書は、文字になってないグニュグニュ書きがされていました。数字も怪しいレベル。

その晩泊まった学生の話では、部屋に鍵がかからず、客はほぼ中近東。
風呂に行く途中の飛び石の脇に、首無しの人形が落ちていたと…。
最上級です(C)。

ABC_map.jpg

この目撃した出来事が、何かの間違いの様に… この宿泊施設の紹介が、現在のiタウンページに掲載されているのです。
とても静かな歴史のありそうな、柔らかな光が入った写真と共に。
完全に誰かに作り替えられている。(工務店とiタウンページ取り扱いの代理店でしょうけど。)
本当にここには何も無かったと言うように。

おばさんもおじさんも、もう居ないんだろうね。

本当に誰も見ていないのかな?
posted by issassa at 00:22| 日記